羽生結弦選手著書「蒼い炎」を!!

蒼い炎
扶桑社
羽生 結弦

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「多くの人に支えられて、僕はスケートができた。
精一杯滑ることで、感謝の気持ちを伝えたい。」


ソチオリンピックフィギュアスケート金メダリスト羽生結弦さん
初の著書として、今話題の「蒼い炎」です。

ファンの間では、すでに「聖書」となっているこの本の第1刷発行は、
ご本人も被災された東日本大震災から約1年1ケ月後の、2012年4月20日。

羽生選手のスケートとの出会いから、ジュニア時代、シニアデビュー、
そして震災を経て、2012年世界選手権日本代表の座を勝ち取るまでの
スケート人生の軌跡と、思いが綴られています。

この本は、印税を全て被災時の羽生選手のホームリンク
「アイスリンク仙台」に寄付する、チャリティーブックで、
羽生選手の愛して止まない故郷仙台と、被災地の復興への強い思いが込められたものです。

幼少時代からの貴重な御写真も多数掲載されており、羽生ファンにはもちろん、
アスリートとしての視点で振り返る試合のエピソード、
震災を経験した1人の若者としての心の葛藤から、
現在の羽生選手の軸となっている「思い」など、全ての人に、お読みいただきたい一冊です。


連日のように報道されている、羽生選手金メダル獲得のニュース。
皆様も、ご覧になったことと思います。

オリンピックという難しい舞台で叩き出した、ショートプログラム歴代最高得点。
緊張で脚が震えながらも、「命を削る覚悟」で挑んできた高難度のフリープログラム。
絶対王者と言われたパトリック・チャン選手を抑え勝ち獲った、表彰台の中央に輝く、
若く美しいチャンピオンの姿に、日本中が湧き上がっています。

夢の金メダルを胸に輝かせ、潤んだ瞳で微笑む19歳の若者の姿は、
誰の目にも幸せに満ちたものでした。

しかし、その同じ日に行われた記者会見の場で質問に答える彼の表情は、全く別のものでした。
記者からの、被災地への思いを問われた羽生選手は、こう答えます。

「自分自信が、津波のことだとか震災のことだとか、そういうことを言って良いのか、まだわからない」

リンクの上で被災し、命の危機という恐怖を味わったはずです。
自宅が全壊し、例え4日間でも、寒さと不安に震えながら過ごしたはずです。
一度は夢を諦め、今まで努力してきたことを、手放さなければならない苦しみを味わったはずです。
大切なもの、愛するものが壊れ失われる悲しみと、己の無力さを味わったはずです。

それでも、「被害に苦しむ故郷を離れ、スケートを続けてきた」自分が、
被災地に住む人々と同等に震災を語る資格はないと、彼は思っているのでしょうか………
そして、こうも語りました。

「すごい無力感というか、そういうものを凄く感じますし、なんか、何もできて無いんだなっていう感じも
ちょっとします。」

まるで、震災から間もない頃の彼を思い出させる、悲しい瞳でした。

愛する場所、大切な人々と離れる決意をし、異国の地で苦しみながら、
いつも全力で精一杯努力をしてきた、羽生選手。
自分を支えてくれる人々への感謝を忘れず、いつも恩返しがしたいと一生懸命な羽生選手。
なのに、夢を掴んで喜びでいっぱいのはずのこの席で、こんなに悲しい目をしている。
こんなことが、あっていいはずがないと、心が痛みました。

そして、私は、羽生選手の1ファンとして何ができるのか………
この会見を見て、そう考えた時、この「蒼い炎」を思い出しました。
この本を、たくさんの方々に知っていただき、読んでいただきたいのです。
それが、いつも故郷を思い心を痛めている、この清らかな優しい人の、手助けになるはずです。
そして、彼が願って止まない被災地の復興へと、繋がってくれるはずです。

この本の表紙には、スケーターとしての羽生選手の、強く美しい姿のお写真が使われています。
でも、裏表紙にいるのは、優しく微笑んでいる16歳の少年です。
その澄んだ瞳の奥にある思いを、この著書と共に、どうか受け止めてください!!



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